財務省解体デモなんてものに1000人近くが参加しているらしい。 不満が溜まっているってのは分からないでもない。 が、どうなんだろ? 個人的には厚生労働省が管轄している年金と健康保険の方が重いんじゃないかと。 そもそもサラリーマンの場合、厚生年金とか健康保険って会社と折半だけど自分で負担していることには違いはない(月収30万で健康保険が3万の場合、会社負担1.5万、自己負担1.5万で収入は28.5万になるが、会社負担分は会社側から見たらただの人件費なので31.5万支給自己負担3万なのと変わらない)。 そう考えると年金と健康保険って収入の3割近くを取られているわけで、ぶっちゃけ税金(所得税・住民税・消費税・ガソリン税その他諸々)より負担が重いんじゃないかと思うのだが、財務省だけに不満が向かっているのは正直なぞである。 まぁ、それはそれとして財務省がクソなのは否定しない。 本来”税制”ってのは景気の調整も兼ねなければならないのに、増税ばかりで減税については全くと言っていいほど話に上がらないのだから、そりゃあ叩かれるわ。