フリーランスになって厚生年金から外れたので、国民年金基金なりiDeCoを物色しているが、なんと言うか終身雇用と厚生年金の強さを知った。
国民年金基金はA型・B型・Ⅰ型ほか色々あるが、要は65歳から「終身年金(死ぬまで貰える)」or「5~15年で貰い切る」かの差(たぶん)。
iDeCoは15年間貰うか一時金で貰うか(たぶん)。
どちらに入るかと考えたら中々に悩ましい。
80+α歳くらいで往生するつもりなら良いのだが、下手に100歳近くまで生きてしまうなら終身年金でないとたぶんツラい。
そういう意味で、終身雇用(=安定収入)と終身年金(国民年金+厚生年金による安定収入)ってすごかったんだなぁ。
んで、「宵越しの銭」が無くても食っていけると思えるほどそれが信頼されていた時代ならそりゃあ消費も捗ったことだろう。
まぁ、その楽園はもう崩壊寸前だけど。
そりゃあ、「現役世代の人数>老後世代の人数」「企業はほとんど倒産しない・リストラしない」「日本は経済成長し続ける」ってのが前提の仕組みだもんね。
たぶん無理だろうけど、年金制度って抜本的な改革を行わない限り、あと20年もしたら経済的な理由で自殺する老人が大量に発生しそうで怖い。
(財布の出処が違うだけで生活保護とかも増え続ける老人を支えることは出来ないだろうし)