自民の支持層は高齢者が多い ⇒ 高齢者にとって不利益になる社会保険料を下げるわけにはいかない ⇒ 減税できない
ってのは分かる。
単年度の赤字なら国債で十分カバーするってのは手だと思うが、増え続ける社会保障費を今後全部国債ってわけにもいかない。
たぶんそれなりに税金の無駄遣いはあるだろうけど、それを削減しても根本的には少子高齢化が続く限り社会保険料の負担は増え続ける。
減税したら今の生活は楽になるだろうけど、それで本当に経済が活性化するかはやってみないと分からない。
で、減税って(自民を擁護するようでものすごく不本意だけど)政権交代したら出来るの?
な~んか、今の世論を見ていると2009年の政権交代の時と同じ雰囲気なんだよなぁ。
あの時も政官癒着(なんかタクシー券がどうとかやってた記憶)を叩いたり事業仕分けにより無駄の削除とか、まぁ色々言われて政権交代したけど結局ロクなことにならなかった。
たぶん根本的には財務省含め省庁の上にちゃんと立てる政治家が必要なんだけど、長くても数年で交代する大臣が数十年の積み重ねと外郭団体とか物凄く広い影響範囲を持つ省庁を管理監督しろってのがどだい無理な話で、そう考えると国のとしての設計が根本的に無理なんじゃね?と思えてならないし、そう考えると正直与党が変わったところでもうどうしようもないんじゃないかと思えてしまう。