人手不足が叫ばれる昨今。
ただ、業種や職種別で見るとエラい偏りがある。
例えば事務職の有効求人倍率は0.5。
どうすんだろ?これ。
いや、そもそもとして今の職業選択ってどうなの?
ロクに社会を知らない子供が、これから50年近く働くことを想定して職業を選択するなんて無理じゃない? つか、それ以前に現在の業種・職種別の求人倍率見てる?
現在の事務職の有効求人倍率は0.5でも、10年前にこの状況を想定して事務員になることを選択した人はほぼいない。
で、今更”人手が余っている”と言われたところで、さぁどうしよう?
政府はリスキリングとか気軽に言ってくれるが、日本人の不勉強さ(社会人の勉強時間は平均1日6分で他国に比べて圧倒的に少ない)を鑑みるとまず無理。
自分は運よく現在求人倍率が高いIT業界に進んだのでそれほどではないが(それでも勉強して資格取って転職もしている)、じゃあ人余りの業界の人はどうなる? どうする?
この”人と仕事のミスマッチ”はわりと本気でどうにかしないと日本の経済とか社会基盤の将来はかなりヤバいと思うのだが、う~ん、どうしようもないかなぁ。
職業選択の自由があるから強制は不可。
人手が余っているからと言って事務員を営業やら製造に回してもたぶん現場が困るだけで最悪パワハラで訴えられる。
じゃあ自主的に新しい職種に移動するかと言うとそれも期待薄。
・・・、詰んでね?