正しい批判

 内閣支持率が低空飛行なようで、まぁしゃあないと思わないでもないが個人的には”増税メガネ”はちょっとどうかと思う。

この”増税メガネ”って言ってる人に聞いてみたいのだが、岸田が決めた増税ってどんだけある? どの税を何パーセントいつから上げるみたいな話をいつ閣議決定した?

ちなみにちょっと前に話題になったインボイスが決定されたのは平成28年度税制改正法案で当時は安倍政権。
消費税19%とか言っていたのは経団連。

事実としてあるのは
・防衛費のために法人税などの増税を検討中
・走行距離課税(※道路利用税)の導入 ←現状道路整備をガソリン税で賄っているがそれだとEVなどが受益者負担していないから
・退職所得控除/配偶者控除の見直し、第3号被保険者の廃止 ←正社員優遇の是正、共働き推奨
・少子化対策のために消費税増税 ←方針として示しただけで、具体的な話はまだない

って感じか。

正直これで”増税メガネ”ってのは言い過ぎなんじゃなかいかなぁと。
ついでに言うと、ガソリンとかの物価高に対して対策を打っていないって話もあるけど、そもそも物価高の原因は国際情勢とかの長期的、それこそ恒常的な問題で、その対策として一時しのぎにしかならない補助金じゃぶじゃぶって本当に”国の政策”として正しいのかちょっと疑問。

正直、今の岸田叩きを見ていると岸田が辞任して誰が後釜になっても大して変わらないのではないかと思うが、そもそも岸田が総理になった時も菅のコロナ対策のごたごたで支持率下がっていたし、ある意味定番の交代劇なのかもしれない。