護送船団方式で弱肉強食の世界で勝てるのか?

 本来の経済的発展ってのは、経営の効率化したり、新規事業を開拓したり、M&Aをして企業規模を拡大させたりなどのまっとうな企業努力によって利益を上げ、会社・役員・社員に利益を還元するのが正道。

が、それをしないで人件費削減での安値競争しかしてこなかった。
そりゃあそんな発展途上国みたいなことをやっていたら、発展途上国みたいな経済になるわ。

運送業の2024年問題(ドライバーの時間外労働時間が年間960時間に制限)とか色々言われているけど、結局のところ政府としては人件費削減(=購買力の低下)ではなく、まっとうな企業努力をして貰いたいのだろうけど、まぁ難しいんじゃないかなぁ。
文句を言わない部下に無茶ぶりを押し付けることのなんと楽なことか。
まぁ”長い物には巻かれる”のを良しとする国民性のせいでもあるんだろうけど。

そしてなにより、こういう甘ったれたやり方で他国との競争に勝てるんかね?
自国製品を安く売って、他国の高付加価値商品を高値で買う。
そりゃあ日本が貧しくなるのは当然なんじゃないかと。