歯車を否定するつもりはないが、歯車だらけでは社会は回らないのでは?

 ニュースで”ラーメン屋の倒産が増加”とかやってた。

まぁ、コロナ助成金が尽きて畳んだ店が多いのだろうけど、今後どうするんだろ?

他のラーメン屋の店員になる? ラーメン屋以外の外食店の店員? いっそサラリーマン?
でも、例えば”大卒⇒数年サラリーマン⇒20年ラーメン屋経営な40代”って経歴書は世間一般的な評価としてどうなんだろ?

そしてふと思った。就職って転職、なんなら定年退職するまでの食い扶持まで考慮すべきなんじゃないかと。

例えばコメ農家。減反政策などの政策の影響が大きい、農協の影響も大きい、コメを止めようと思っても簡単には畑には(たぶん)できない。農家以外の生き方を知らない。
結構リスキーじゃないかと。

そう考えると”大卒でサラリーマンになって会社の歯車として働き続ける”以外を選んだ人にとって日本の社会はなんとも不寛容に感じるのだが、これを是正しようって話が無いのだから将来的には日本は歯車だらけになるんじゃないかと危惧する。