色々やらかしたみ〇ほ銀行もこんな感じだったのかも

現在自分が関わっている開発は第2期チームで、第1期チームは先行開発した分をテスト中。
なのだが、まぁえらい揉めている。
いや、傍から見ている感じでは”そりゃあヒドイことになるだろうよ”って感じなんだが…。

例えるなら”新規に開発した車両の性能テストをする”って場合に”〇月から性能テストを開始する”としかスケジュールを立てない感じ。

いやいやいや。ちょっと待て。どこの試験場を使うかは誰が決めるの?誰が予約するの?期間は? 試車は? どこでだれが組み立てるの? エンジンとか車体を作っている下請けにはいつまでに何を持って来いって言うの?

数年単位の開発の初期計画段階でならともかく、もうぼちぼちテスト準備しないとねって段階で、”〇月からテストを開始する”ってだけの予定は素人考えでも大雑把すぎる。

まぁ、これが5人くらいのチームであればどうとでも認識合わせをすれば良いのだが、複数の下請けが絡むマルチベンダーの数十人規模の寄せ集めチームでこの大雑把っぷりは正直致命的じゃないか?

上は”スケジュールを立てるという自分の仕事はやった”思っているかもしれないが、本来は”作業を分解して下請けに作業を割り振る”までは上の仕事だと思うのだが、”下請けがいい感じに調整しあうだろう”で上手く行くが普通なのか?
そりゃあ下請けだって”言われたことしかしない”なんてことは無いだろうけど、全体を把握しているのは上であって、部分的にしか知らない下請けがフォローできるのには限度があるんじゃね?

なんだろう? ”職責”とか”下請けとの契約内容”とかそういうのを全部あやふやなままにして、”ワンチーム”だの”(他人の)やる気”みたいなお題目で現実逃避しているからこうなるんだと思うのだが、ほんと日本のIT産業ってなんでこんなんになってしまったんだろう。