正しく恐れる

大概の企業では社員に社員番号を振る。
んで、例えば
経理は”社員番号”と”給料の額”と”振込先口座”、
総務は”社員番号”と”住所”と”緊急連絡先”、
システム部門は”社員番号”と”アクセス権限”
を知っている。

当たり前だが、第3者が社員番号を知ったところで給料の額とか住所を知ることはできない。

なんかマイナンバーで情報を一括管理されると情報漏洩が怖いとか言っているアホがいるが、つまりはこういうこと。
税務署が”マイナンバー”と”納税額”の一覧を公表しているのならマイナンバーから納税額を知ることは出来るが、当たり前のことだがそんな情報は公表していない。
今後共通化される保険証から通院歴がバレるとか、そもそも厚生労働省とか保険証組合にハッキングして”探せる”状態にならないとマイナンバーだけ分かっても手も足も出ない。厚生労働省とか保険証組合がハッキングされたのなら、マイナンバーとか関係無く保険関係の情報は全部漏洩する。

なんだろうなぁ。
政府の説明があまりよろしくないのは事実だが、マスゴミももう少し説明に協力的でも良いと思うんだが、やっぱ不安を煽る方が視聴率取れるんかなぁ。

ちなみに、マイナンバーカードを盗まれて、且つパスワードも知られてしまったらマイナポータルで見れる範囲の情報(納税とか年金とか)を他人に見られてしまうようになるが、そこまで言い出したらなぁ。ATMカードと暗証番号(数字4桁)で銀行口座を管理しているのに比べたら、正直どうってことないと思うけど、どうなんだろ?