日本の貧困化ってネタでちょいちょい給料の平均とか中央値の話が出てくるけど、給料かぁ・・・。
個人的には給料を決める要素は
- 高校時代の成績(=入れる大学=学歴、何割かは学科・専門学校で業種・職種が確定する)が3割
- 大学時代の就活(就職する企業の規模、業種、職種、サビ残などのブラック度)が4割
- 社会人としての出世(中小企業とか非正規だとどれほど能力・実績があっても頭打ちする)が3割
って思っているけど、正直高校時代に大真面目に生涯賃金を考慮して進路を決めている人ってどれほどいるんだろ?
さすがに野球選手とかお花屋さんとかユーチューバーなんて無邪気に言っていられるのは小学生までだろうけど、高校で進路を考えている時に結婚や出産とかの人生設計をもとに職種や業種を考えている人はほぼ皆無だろうなぁ。
ここで親が「やりたい仕事をやりなさい」とか言って子供が介護とか医療事務とか司書とかタクシー運転手とかになる道を選んだらどうするんだろ?
親がそれなりに稼いでいて最悪子供がニートになっても面倒を見続ける覚悟があるとかならともかく、老後は子供からの仕送りに期待しているような世帯の場合は共倒れにならんか?
自分が就活していた20年くらい前は「正社員になれば贅沢しなければそれなりに食っていける」だったけど、今どきの親御さんはホント本気で子供の進路については生涯賃金の面でちゃんと話し合ってもらいたいところ。