ネットによる情報拡散が進めば、劣悪な職場から労働者は逃げだす?

例えばラーメン屋。

1杯1000円で売っていて、その内訳は

人件費:300円、原材料費:300円、光熱費:300、利益:100円

だったとする。



経済学者なんかが求めている正当な値上がりってのは、

この費用を変えることなく売値を上げること

��もしくは費用の変動幅以上の値上げ)。

上のラーメン屋で例えると、味を工夫して1100円でも売れるラーメンを開発する。

すると内訳は

人件費:300円、原材料費:300円、光熱費:300、利益:100円→200円

になる。



すばらしい。

けど、まぁ難しいかな。



実際日本企業がやりがちのなが、人件費の圧縮と値下げ。

競争力を上げるために1杯900円に値下げして、

人件費:300円→200円、原材料費:300円、光熱費:300、利益:100円

にする。



すばらしい。

賃下げなりサビ残なりするだけで簡単に競争力が上がった。



そりゃあ、発展とはほど遠い。

が、なんでそうなるのか考えると、やはり終身雇用・年功序列の悪い点が出ているのではないかと。



賃下げ・サビ残の強要されようが、それでも会社に忠誠を違うのが美徳とされる価値観。



ただ、まぁ

終身雇用・年功序列によって美味しい思いをしている面も(人によっては)あるので、

一概に終身雇用・年功序列が悪とは言い切れない。



が、将来は不安だ。

無限に賃下げなんて出来ないのだから、そこまで低賃金化が行き着いた時に

安易な値下げ競争しかやれない企業がどうなるのか、ホント心配。