IT業界の闇の一部

日本のIT業界の問題点として良く挙がる多重請負。



発注元→1次請け→2次請け→3次請け→4次請け



何がヤバいって中間搾取。

まぁ、人を集めるのにも手間はかかるので初回に紹介手数料を取るのは分かる。

が、IT業界では延々と毎月の派遣料をピンはねし続ける。



発注元→(130万)→1次請け→(100万)→2次請け→(80万)→3次請け→(60万)→4次請け



ヤバい。

発注元は150万払って人を雇っているはずなのに、来ているのは60万の人。

ちなみに1次請け~3次請けがするのは人集めだけなので、

一度4次請けを案件に放り込んだらそれだけで延々と数十万の利益が転がり込む。

ヤバい。



そして、何がヤバいってこんなアホな仕組みでノウノウとシステム開発をしている

日本のIT業界がヤバい。



いや、いい歳こいた大人なので酸いも甘いも噛み分けて清濁併せ呑めと言われかねないが

ちょっと待て。

自分が定年退職する30年後?までこの体制が続けば良いのだが、

コロナ前のブームになっていた働き方改革だの生産性向上だののターゲットになったら

どうなる?

いやホント、それを思うとなかなかに踏ん切りが付かない。