軸によって平等は変わる

例えば、

入社3年目の同期2人、A美は産休し翌年復帰、B男は働き続けてZという作業が出来るようになった。

男女平等の考えからしたら

産休したA美と、働き続けたB男の給料に差を付けるべきではない。

だが、同一労働同一賃金の観点から見たら

Zを出来るB男と出来ないA美の給料に差が無いのはオカしい。



個人的には、

能力に差があるのなら給料に差はあるべき。

能力が一緒(産休以前からZが出来た)の場合は男女に関係なく同じ給料にすべき。

ただし、「女性の産休」に限らず「男性の育休」など「社会的に価値があること」に対する休暇に対しては

それなりの優遇はあるべき。



まぁ、理想論。



実際は、給料は年功序列、産休する女性への風当たりは強く、

男性の育休なんぞ「社員を大切にしています」アピールしたい会社が

制度だけ作って実際には評価が下がるから止めとけって言われるいつものパターン。



ここ数年で働き方改革なんて言葉が流行ったが、

正直何が変わったのか分からない。

ブラック企業は減ったのかな?

サラリーマンの自殺は減ったのかな?

年休取得率は上がったのかな?



コロナのゴタゴタで改革が進んでいないだけなのかもしれないが、

ほんと、日本はあと何十年停滞すれば気が済むのやら。