国民の3割がニートでも回るなら問題ない

なんかほとんどの政党が公約に最低賃金の底上げを上げているけど、

あれってどうなんだろ?



「生産性が低い(価値の低い)企業が

不当に安い人件費でゾンビのように生き残っているから

最低賃金を引き上げて企業の新陳代謝を促進する」

って理屈らしい。



利益を出せない企業が倒産して、

人件費をまっとうに稼げる企業だけが生き残ると。



まぁ、確かにコンビニの深夜営業とか

利益率が低い業務は、人件費の高騰を理由に無くなる(=生産性が上がる)

かもしれん。



が、企業の新陳代謝ってそんな簡単・確実に起きるもんなんかね?



上の例で言うと、コンビニの深夜営業が無くなったとしよう。

で、深夜バイトしていた人はどこに行くの?

不人気職でオーナーが1人でやっているってとこもあるだろうけど、

日中に別の用事があるとか、高給目当てに深夜バイトしていた人はどうなる?



企業の新陳代謝が働いて、

今の職場が無くなっても新しい働き場所がすぐに出来るのであれば問題ないが、

そうそう出来るものなのか?



なんか、最低賃金の底上げって

雨後の筍のように会社が興っていたバブル時代にしか

通用しない手なんじゃないかと思える。