まっとうな批判に見えて、よくよく見てみると・・・

「下請けが受け身体質で提案をしてくれない」って文句はよく見聞きするけど、実際に遭遇してみると結構既知外だった。



例えば、ネジとかの部品を発注する場合。

調達担当は、自社の製品がどれほど売れるか、在庫をどれほどキープするか、発注から納品までのリードタイム、

その他諸々を勘案して発注数を決める。

そこで、部品メーカーに「○○個までなら即納出来るようこちらで在庫をキープしましょうか?」って提案を期待するのは分かる。



が、世にいる「下請けが提案しない」とか言いだす人の何割かは「こちらが何個発注したらよいのか提案しない」とか

「100個発注したけど、実際に必要だったのは120個だった。下請けが提案しないのが悪い」とか本気で思ってるんだよなぁ。



いや、それを考えるのは貴方の仕事ですよ?

つか、何個発注したらよいかなんてそちらの都合(販売計画とか)を下請けが知ってるわけねーだろ。





なんというか、QCやら改善活動にどっぷり漬かっている連中に限って、この手の

自分は何もせずに、下請けに提案しろって体で仕事を丸投げしてる気がする。